Amazonアフィリエイト主体の特化ブログはどのくらい稼げる?

結論から言うと、100万を超える人もいる。



Amazon・楽天アフィリエイトは雑記ブログでやるのが普通、というか主流

Amazonアフィリエイトや楽天アフィリエイトが主な収入源のブログは、そのほとんどが雑記ブログだ。

Amazonでしか扱っていない商品に特化した特化ブログは少ない。

特化ブログは基本的に、A8.netなどの専門ASPを扱うブログを指している。

雑記ブログとAmazonアソシエイトの相性の良さ

Amazonアソシエイトの特徴として、商品数が膨大なのでニッチな内容の記事でも、それに見合う商品が何かしら存在するというものがある。

雑記型ブログは、この特徴と非常に相性がいい。

A8.netなどの専門系ASPにはかすりもしないような記事でも、Amazonや楽天などの百貨店系物販なら記事に関連した商品が見つかることがほとんど。

クリックされた商品ではなくても、Amazonや楽天で購入さえすれば何でもいいというのも大きい。

雑記型ブログは、PV稼いでなんぼなところがある。
PVさえ多ければ、アドセンスと同じように訪問者のいくらかは商品リンクをクリックする。

Amazonは24時間、楽天は1か月というキャッシュ期限はあるが、その間に商品を訪問者が購入すれば、ブログ運営者に報酬が支払われる。



雑記ブログは運営者の趣味・趣向が反映されているものが多く、個人メディア化しやすい。つまりファンを作りやすい。

無料ブログは独自のコミュニティがあるので、一層その傾向が強い。

SEO視点では絶対に候補に入らないような少ない検索数のタイトルでも、バズを起こすことがある。

個人メディア化した人のプライベート記事もそうだし、新たな主張だったりでバズを起こすこともある。特にはてなブログ。

ファンになった人がそのブログで紹介されたものを購入する確率は、全く知らないブログでの購入率よりは高くなるだろう。

雑記ブログはそこにアドセンスの収益が加わる。
雑記ブログでも大金を稼いでいる人は、A8.netなどのASPも上手く使いこなしているようだけど。

それと雑記ブログは、文字通り雑多なデータを集めることができる。これをもとに自分だけのお宝キーワードなどを見つけることができるし、それをもとに特化ブログをつくる人もいるだろう。

まとめサイトのAmazonリンクはクリックされれば勝ち

PV命のまとめサイトのサイドバーにAmazonや楽天のリンクが張ってあるのも、とりあえずクリックさえされれば報酬になる可能性があるからだ。

美少女フィギュアが多いのは、クリックされやすいから。

それでもクリック率は低いだろうし、成約率はさらに低いかもしれないが、有名なまとめサイトは圧倒的なPVで補える。

まとめサイトは雑記ブログ以上にPV重視の構成だから、アドセンスの収益も割合としてはかなり大きい。

楽天アフィリエイトのみを使うブログもある

楽天の商品で「なんだこれ!?」と思うような商品を記事の最後に持ってくるだけで、月に1万稼ぐ人もいる。

こういったブログでの楽天アフィリエイトは、画像のみを使用していることが多い。

まとめサイトのフィギュアと同じく、商品そのものの向心力のみを頼りにしているパターン。記事内容とは無関係。

Amazonは24時間、楽天は1か月というキャッシュ期限の差から、PVが多い場合は楽天アフィリエイト単体のほうが稼げるブログもあるのかもしれない。

クリックされればこっちのものという意味合いでは楽天アフィリエイトのほうが収益率は高いのかもしれない。

記事の最後に貼る

といっても、Amazonか楽天のどちらかだけのアフィリエイトリンクを使用しているブログは稀だ。

ほとんどが両方のリンクを張っている。カエレバで。WordPressだとRinkerのほうが主流かな。

雑記ブログはほぼ間違いなくこのパターン。はてなブログとかめっちゃ見かける。月間100万PVとかの超有名ブログでもこのパターン。

記事に何かしら関連のある商品を記事最後にリンクで張っておく。

ここまではアフィリエイトで稼いでいる、稼ごうと考えている人のほとんどが知っている情報。

特化ブログ+Amazon・楽天アフィリエイトは少数

では、特化型ブログでAmazonアフィリエイトを主体にするのはどうなのか。

雑記型ブログ+Amazonアフィリエイトはたくさん存在する(むしろ雑記型ブログでAmazonアフィリエイトやっていないブログはないくらいだ)が、特化型ブログ+Amazonアフィリエイトはあまり見かけない。

月数百万~1千万稼ぐようなアフィリエイターたちも、口を揃えてAmazonアフィリエイトは稼げないという。

Amazon・楽天アフィリエイトが稼げない理由

理由は簡単で、アフィリエイトで稼ぐために最も重要な指標である「報酬単価」が安いから。

どちらも料率なのだが、この料率がとても低い。特に楽天。

Amazonアソシエイト:0.5%~10%
楽天アフィリエイト:1%

Amazonは一見「あ、10%の商品カテゴリーがあるのか。いけるじゃん」と思うかもしれないが、料率が高いものは商品自体の値段が安い物が多い。

逆に、パソコンや家電などの高額商品は料率2%と低い。

例外は、Amazonの自社商品である「Amazon」「Kindle」「Fire」といったシリーズ商品。
1つ当たり数千円から数万円の商品で、かつ料率8~10%。

これらの商標で1位を取れたら相当稼げる。だが、ライバルはAmazon。
1ページ目に表示するだけでも至難なのは間違いない。


紹介料に上限があるのもキツイ。1商品1個の売上につき1000円までしか貰えない。

クレジットカード・FX・医療系の転職・発毛植毛・不動産投資・光回線など、一件の成果報酬が1万を超えることもザラな分野に比べると、10倍以上の差がある。

Amazonで1万円の成果報酬を得ようと思ったら、パソコンで50万円の売り上げ、紙の本は34万円くらい。書籍一冊1000円と仮定すると、340冊の売上があって初めて手に入る金額だ。

Kindleデバイスは10個ほど売れば1万円稼げるが、SEOの最大のライバルはAmazon。

報酬単価の重要性がわかる。

「安い商品をたくさん売るより、高い商品を一つ売るほうが簡単」。有名アフィリエイターなら誰しも言っていることですね。

刺激的なアフィリエイト記事になると、「アフィリエイトで参入するジャンルを間違えると詰む」なんてものも見た。

「詰む」は言い過ぎな気がするけど、トップになれてもたかが知れているという意味では正しいんだとも思う。

特化型アフィリエイトブログ

上記で述べた「FX」など報酬単価が1万円を超えるジャンルの特化サイトで、月に100万PV以上のアクセス数を稼いでいる場合は、月商1000万を超える人もいるだろう。

今は少し苦戦しているみたいだが、クレジットカードというジャンルで月300万PV以上のアクセスを誇ったブログ運営者は、確実に月1000万以上稼いでいた。アクセス数が減った今でも1000万超えの可能性はある。

他の月数百万円稼いでいるアフィリエイトブログを取り上げ、「このアフィリエイターは凄い」的な記事を書いていたけど、ネットでは「白々しいわwwあんたのほうが稼いでるだろwww」的な反応で溢れていた記憶がある。

自分の中で印象深いのは、「アドセンスは効率が悪い」と言い切っていたこと。
この一言で、PVあたりの収益は雑記ブログとは比べ物にならないんだろうことが容易に想像できたし、それでいてPVが有名な雑記ブログよりも全然稼いでいたっていう衝撃。

特化型サイト運営者では、月5万PVで月収数百万という人もいた。
ざっくり言うと「PV×100=月収」である。

「PV×0.1=アドセンス」と言われていることから考えると、PVにおける収益の差は1000倍。

「PV?なにそれ美味しいの?」そう言われてもぐうの音も出ないような光景が、特化アフィリエイト界隈では渦巻いている。

特化型アフィリエイト各ジャンルの稼げる金額の上限値

ジャンルによって、稼げる上限は決まっている。需要に上限があるからだ。

アメリカのトップ俳優と日本のトップ俳優で収入が一桁違うのは、演技のレベルどうこうではなく、アメリカの映像業界のほうが規模が一桁大きいから。

つまり需要の絶対数が多い。市場規模が大きいとも言える。

アメリカのトップ俳優並みに稼ぎたいなら、英語を習得して、ラスベガスで一旗揚げるしか可能性はない。あ、俳優としての話です。

A8.netなどの専門ASPを利用した特化ブログでは、クレジットカード・FX・転職・発毛植毛・不動産投資・光回線などが大きく稼げることで知られている。

月収百万でやっと中堅、数百万は当たり前、トップどころは月収一千万超えも。

特化型アフィリエイトで稼げるジャンルを決める要素

報酬単価

アフィリエイトだと、報酬額が高いと稼げる上限も高い。さんざん言ったので、何をいまさらって感じかもしれないが。

市場規模

市場規模の大きさも重要。

ただ、アフィリエイトで大きく稼げる案件が、そのまま市場規模の大きさを表しているわけではない。

原価率が低ければ、その分だけ広告主はアフィリエイト報酬に加算できる。

商品の単価が高くて原価率が低ければ、市場規模にかかわらず大きなアフィリエイト報酬を狙える案件になるんだろう。

ウォーターサーバーを設置している自宅なんて、いったい全国にどれくらいだろうか。あるとしたら、そこは相当珍しいという認識だと思う。

会社やジムなどの人の出入りが多い場所では意外と見かけるから、そこに需要があるのかな。

市場規模・報酬単価ほどではないけど、そこそこ重要な指標が二つ。

市場規模におけるEC(ネットでの購入)の割合 

市場規模が大きくても、ネット購入の割合が低ければ、アフィリエイトではそれだけ市場規模が小さいのと同義だからだ。

クレジットカードなんかはほぼネット。ECの割合はとても高い。

逆にiPoneなどの物販は、ECの割合が低い傾向にある。
直接販売店に赴いて購入する割合が高い。

ただiPhoneは市場規模がとても大きいので、iPhoneで上位のサイトはめちゃくちゃ稼いでいる。

*EC:受発注がコンピュータネットワークシステム上で行われること

消費者層のネットリテラシー 

ネットリテラシーが低いと、アフィリエイトの存在も知らないので嫌悪感などもない。

ネットリテラシーは世代や周囲の環境によって大きく変わってくるので、どういう人たちが弱いとは一概に言えない部分もある。

Amazonアフィリエイト特化ブログで100万以上稼ぐには

Amazonアフィリエイト特化型ブログが、専門ASPによる特化型ブログに比べると稼げないのは事実だ。

しかし、それでも100万以上を月に稼ぎだすブログはある。

市場規模が最重要

FXやウォーターサーバーなどのASPは報酬単価がモノを言うが、Amazonアフィリエイトは報酬単価と同じくらい商品の市場規模がモノを言う。

専門ASPのアフィリエイトに比べると、Amazonアフィリエイトは報酬単価が安いので、薄利多売というやり方になる。

商品をたくさん売るには、ユーザーの数が多くないとダメだ。

市場規模が小さかったら、検索数でトップになっても大して売れない。
専門ASPと違って報酬単価が安いので、絶対に稼げない。

市場規模が大きいというのは、Amazonアフィリエイトで稼ぐうえでの絶対条件。

ECの割合

ECの割合も大事。市場規模との掛け算が、実質的なAmazonアフィリエイトにおける市場規模なので。

家電でいうと、パソコンなどはネットでの購入率は高いけど、冷蔵庫やエアコンなどの大型家電は、家電量販店で店員の意見を聞きたい人が多く、ネットでの購入率は高くない。

商品単価×紹介料率の金額

次に重要なのが、商品単価×紹介料率の金額。

報酬単価はできるだけ、上限である1000円に近いほうがいい。

専門系ASPも同じだが、値段が安いから売れやすいということはない。それよりは、ブランド力を重視するべきかと。有名なブランドの商品ならば、他の同業商品より高くても売れる。

服は8%だから12500円で1000円。これ以上の値段の商品を重点的に紹介するといいかもしれない。
パソコンや家電は2%だから、5万円。このジャンルはそもそも高額だから、そんなに悩まなくてもいい気もする。

ネットリテラシー

専門ASP特化ブログと同じ。ネットリテラシーが低いほうが、クリックして購入してもらいやすい。

専門ASPも駆使する

Amazon特化ブログでも、探せば専門ASPで使える案件が見つかることがある。

パソコンだと、BTO(パソコン専門店)である[ドスパラ][パソコン工房][マウス]などは、A8.netやバリューコマースで提携できる。

Amazon特化ブログはそれと組み合わせていることが多い。利益の割合はそれほど高くないみたいことが多いみたいだけど。

Amazonアフィリエイト系特化ブログの強み

・専門ASP特化ブログと同じく1つのジャンルに特化しているので、雑記ブログよりも説得力を持たせやすい。
・説得力を持たせやすいので、クリック率・成約率が高い。
・一つのジャンルに特化しているのでSEOに有利

実際に稼いでいるブログと、そのジャンル

Kindle紹介サイト「きんどう」

https://kindou.info/

電子書籍の市場規模は2017年で2200億円。2021年には3000億円を突破する見込み。

商品単価:数百円~千円くらい 
紹介料率:8%

紹介するブログで確実に月収100万を超えているのは「きんどう」。
Amazonアフィリエイトでしか稼げないAmazon電子書籍「Kindle」専門情報ブログ。
ブログで色々と報告しているので、PVや販売数についての記事を要約してみた。

2012年11月30日 ブログ開設 
2013年11月30日 1年間で194万PV
2015年1月7日  1年間で373万PV(ブログ2年目での1年間)
2015年10月 サイト設計のプロに頼んでサイトリニューアル ページセッション(1人あたりのページ閲覧数)が約2倍になり、PVも約2倍に。
2016年6月6日 月間PV80万、半年で50万冊の販売に関与(つまり50万×単行本代金×8%) 単行本が400円と仮定すると、半年で1600万円。
2016年6月27日 SSL化・AMP対応で月間PVが94万PVに増加。
2016年7月17日 月間100万PV達成。年間Kindle有料販売がほぼ100万冊達成。
2016年9月3日 販売関与数累計200万冊達成。
2016年11月30日 昨年から20%アップも年収3000万には届かず。

月収は200万強ってところ。(ブログの記事を信じるなら)
アドセンスの収益は、サイト設計などにかかわっている人たちに渡しているらしい。

Amazonプライムの登場でブログ存続の危機かと思われた時期もあったが、それほど収益には影響がない模様。Amazonの紹介をそのまま載せているだけ、などと批判されることもあるが、kindleによるAmazonアフィリエイトに金の鉱脈を見出した先見性は見事としか。

最近では、Amazon総合情報サイトとしてやっていくつもりらしく、服のキャンペーンセールなども取り扱うようになった。

コードレス掃除機の「コードレス掃除機マニアの比較サイト」

http://makita-cleaner.com/

コードレス掃除機の市場規模は、900億円。
キャニスター掃除機(電源コードあり)は、830億円。
家電量販店での購入も多いが、コードレス掃除機は成長市場。キャニスター掃除機は減っている。掃除機そのものの市場は横ばい。
家電でいうとエアコンは6800億円だが、これネットで購入する人は現状少ないだろう。「エアコン設置工事券」を商品と一緒にカートに入れるらしい。設置訪問料金・キャンセル手数料は業者によってまちまち。

商品単価:1万円ほど(4000円~3万円と幅広い。人気機種の値段が1万円くらい)
紹介料率:2%

自腹で購入して、吸引力やバッテリー、騒音などの比較をし、youtubeによる動画説明も記事内に載せている。キュレーションサイトがゴミのように思える、ブログ訪問者の利益になるように考えられたブログ。
先行投資というか、Amazonという料率の低いアフィリエイトで高額商品を購入・紹介という行為を続けて成功を収めたブログ。

月収7桁はいってないかもしれない。個人的に参考にしたいブログだったので。

パソコンは多すぎてわからない

紹介してみたものの、多すぎて分からない。Amazon主体はキュレーションサイト(他の記事の切り貼りブログ)が多く散見される。

パソコンの市場規模は8600億円。

商品単価:数万円(10万超える高スペックパソコンは専門ASPで直接販売店にリンク)
紹介料率:2%

ガチで稼いでいそうなブログは、Amazonではなく「A8.net」「バリューコマース」「リンクシェア」経由で、BTO(パソコン専門店)の「ドスパラ」「マウス」「パソコン工房」やパソコンメーカーである「LENOVO」「DELL」「東芝」に直接リンクを飛ばしている記事が多い。
紹介料率がAmazonより若干高い。

パソコン系ブログには月間200万PVのものもある。月収100万は固いだろう。料率は専門ASPでも5%もいかないけど、商品単価が高いし、市場規模も他とは一線を画している。

Amazonアフィリエイトで実際に発生した成果やコツ

レビュー記事が無意識のうちにターゲットユーザーを選定していた

SEOを全く考えずに書いた商品のレビュー記事が、Amazonアソシエイト(正確には『もしもアフィリエイト』)で一番稼いでいる。

むしろ、その記事でしか発生していないと言っていいくらい。

ちなみにどのくらいSEOを考えていないかというと、記事タイトルに「パソコン」や「商標」を入れていないくらい。


このブログは記事を40ほど挙げているのだが、他の記事がゴミ過ぎて検索に一切引っかからない。だから某商品のレビュー記事がPVの半分ほどを占めている。

某商品のレビュー記事は実際に使用して、凄く使いやすくて満足感も高かったので、記事にも熱が入った。それがいい感じに訪問者に伝わるんだろう。


そのレビュー記事は用途が明確で、その用途での使用感を熱く語ってた。
ターゲットユーザーを意識した記事になってたんだと思う。
意識的にそういう記事を書けるようになりたい。

テキストリンクをボタンにする

Amazonのテキストリンクをボタンにすると、クリック率が2倍になった。これは本当に驚いた。クリック率10%から20%くらいになった。

商品を購入していない偽のレビュー記事でもクリック率20%以上叩き出す人だって沢山いるだろうとは思うけど。

ちなみに、Amazonのクリック率は20%なのに、楽天のクリック率は1%を下回り驚きの0,8%。他のAmazonや楽天の収益などを公開しているブログは、楽天のほうが収益を上げている例もあるくらいなのに。

貼り付けている画像はAmazonだが、カエレバを使っているブログなら、それはどこも同じはず。なぜなのか。

これがきっかけで、某商品と同じジャンルのAmazon・楽天アフィリブログいけるかなと思って始めてみたが、Amazonのクリック率は3%だった。
成果も少ない。

「〇〇のメリット・デメリット」とか、「〇〇の用途には○○がオススメ」とか浅くて広いタイプの訴求記事だからかもしれんが。

Amazon物販アフィは「もしもアフィリエイト」一択。

Amazonの商品を紹介して稼ぐためには、アフィリエイトへの登録が必要。
選択肢は2つある。

1つはAmazonが運営している「Amazonアソシエイト」、
もう一つは「もしもアフィリエイト」。

これ、「もしもアフィリエイト」一択。メリットしかない。デメリットが1つもない。


もしもアフィリエイト(公式サイト)

支払い最低金額

・「Amazonアソシエイト」5000円
・「もしもアフィリエイト」1000円

要するに、もしもアフィリエイトならAmazonで1000円分の紹介料が確定した時点で、指定した銀行口座に振り込まれる。
紹介料率2%の商品なら「もしもアフィリエイト」は5万円分の売り上げでいいのに対して、「Amazonアソシエイト」なら25万円分の売上が必要。5倍である。

振込手数料

・「Amazonアソシエイト」300円
・「もしもアフィリエイト」無料

振り込まれるとき、「Amazonアソシエイト」は報酬から300円引かれるのに対して、「もしもアフィリエイト」は無料。報酬を100%受け取れる。

審査が緩い

本家の「Amazonアソシエイト」で提携するより、「もしもアフィリエイト」からのAmazon提携のほうが、審査が通りやすい。

実際に、「Amazonアソシエイト」の審査には落ちたが、「もしもアフィリエイト」なら通ったという経験がある。(記事数は増やしておらず、そのまま)
当時は6記事くらいだったと思う。文字数はどれも1000文字も言ってないくらいの低品質な記事。

「もしもアフィリエイト」公式サイトには、Amazonとの提携には最低5記事は書くようにとある。最低とあるが、5記事書けばほぼ100%受かるだろう。


もしもアフィリエイト

ちなみに楽天は、「もしもアフィリエイト」の場合は紹介料率が一律1%だが、報酬が10%上乗せされる。

本家の「楽天アフィリエイト」なら、報酬が上乗せされることはないが、売り上げが高くなれば紹介料率が上がる商品がある。

紹介料率が上がる商品かは見ることができる。

物販する商品ジャンルによって、「楽天」本体か「もしもアフィリエイト」かは別れる。

まとめ

大金稼いでいる専門ASP系アフィリエイターが「稼げない」と言っているのだから、オススメは出来ない。

ただ、そんな有名アフィリエイターも「成果が発生しやすいAmazon物販アフィリエイトは、ブログ収入のとっかかりとして始めのにオススメ」とよく言っている。

もし、Amazonでしか扱っていない又は大多数を占める商品で、平均よりかなり詳しい知識を持っていると自負している人は、Amazonアフィリエイトによる特化ブログを作ってみるのもアリかもしれない。


追記:物販アフィリエイトではYahoo!ショッピングも必須に

2018年2月の決算説明会で、Yahoo!ショッピングの流通総額が1年で53%もの伸びを記録したと報告されました。

2015年は4575億、2016年は6982億。

2019年に楽天を抜くとYahoo!は豪語しています。楽天は3兆円の流通総額ですが、それは全てを含んだ数字。楽天市場だけなら、ほとんど差はないんでしょう。


Yahoo!ショッピングと提携できるASPは今のところバリューコマースだけです。

個人的に、バリューコマースは大手ではあるが、ざっくり言うとA8の小規模バージョンだと思っていました。
しかし、Yahoo!ショッピングの台頭で、一気にバリューコマースの重要度が上がりました。

物販アフィリエイトではAmazonアソシエイトや楽天アフィリエイトと合わせて、Yahoo!ショッピングアフィリエイトも利用するのが必須になっています。

後々で記事の商品リンクを張り替えるのは大変な手間なので、なるべく早く行うことをオススメします。


バリューコマース